環境省は毎年「熱中症予防情報サイト」から、毎日の暑さ指数(=WBGT)を発表しています。
WBGTに関しては「熱中症を予防するために運動前に暑さ指数(WBGT値)を調べよう」をお読みください。
この暑さ指数の配信が、4月20日から始まりました!WBGTを測定する装置を持っている人、もしくは学校やチームは、実際に運動や練習する場所で暑さ指数を測定することができるのでより良いですが、装置がなくても、このようなウェブサイトを利用することで、自分のいる地域の暑さ指数を簡単に知ることができます。
今回は、この環境省のウェブサイトの使い方を簡単に説明します。
>>環境省の熱中症予防情報サイトはこちらからどうぞ。
トップページ|熱中症予防情報サイト
上のリンクをクリックすると、このページが出てきます。
このトップページから、注目して欲しいのはココ。
トップページでは「日本全域」が出ています。上の画像の下側に見えているように、大都市9つのWBGT値(=暑さ指数)が出ていて、色分けされています(水色は「ほぼ安全」を示します)。
そして、上部の「日本全域」というところをクリックすると、地域別に詳しく見ることができます。
私は東京に住んでいるので「関東地方」のところにカーソルを合わせると、県名が出てきます。
東京を選びます。
すると、東京の各地点のWBGT値が色別になって出てきます。
これを見ると、父島・母島のWBGT値が23.8℃で緑色になっていますね。緑色は「注意」を表しています。
ここから、各地点のより詳しい暑さ指数を調べていきます。「地点」をクリックします。
具体的な場所が出てくるので、自分の調べたいエリアを選択しましょう。今回は「父島」を選んでみます。
すると、その日の父島のWBGT値が、時間別で詳しく出てきます。上には今調べた時間の暑さ指数(=「8時現在の暑さ指数」っていうところ)が出てきて、下にはその日一日の暑さ指数の予測(=「今日の予測」というところ)が出てきます。
「今日の予測」の下には「3日間の予測」が出てきます。
ちなみに「通常の暑さ指数」というのは「風通しの良い芝生の上」の暑さ指数をさしています。
通常の暑さ指数の横のタブで、色々なシチュエーション・場所での暑さ指数も知ることができます。
例えば、子供が感じる暑さ指数。身長が低いので、感じる暑さが大人と変わります。
地面から近いほど暑いです。よって、大人よりも子供はより暑さを感じていることになりますので、子供と暑い日に外に出るときは気をつけましょう。
体育館の暑さ指数。風がなかったり、湿度が外とは違ったりするので、暑さ指数も変わってきます。
情報量が本当に豊富で、しかも無料。これは使わない手はありません。ぜひ、多くの人に活用してほしいと思います。